まちょの天体写真

東京在住 超スローペース更新

2019年10月

PixInsight Batch Processing Scriptについて

Pixinsight忘備録 その2。100%自分用

Batch Processing Scriptについて

BatchProcessing

①にファイルを追加していく。
下の+マークをクリックして追加していってもいい。

②ここは枚数が多い場合はデフォルトでいい。

③マスターバイアス、マスターダーク、マスターフラットがすでに作ってある場合にはこちらをチェック。

④位置合わせの基準画像を指定。出力先も指定。

⑤診断ボタン。Runする前にここを押し、エラーをチェックする。


ここで、ProcessからCosmetic Collectionを立ち上げておき、設定しておく。
Cosmetic Collectionはいわゆるホットピクセル、コールドピクセル除去処理だ。

マスターダークがある場合には指定する方がいいようだ。
マスターダーク上で、ホットピクセル、コールドピクセルを判別してくれる。
CosmeticCollection

これは、左下隅の△ボタンでインスタンスを作っておく。

Batch Processing Scriptに戻る。
Lights画像のタブの設定だ。
CosmeticCollectionをONにする。プルダウンから先ほど作ったCosmeticCollectionインスタンスを指定。

BatchProcessing_Light


上画面の真ん中の赤〇印、ライト画像タブのImageRegistrationの矢印をクリックし、設定する。

ImageRegistration設定





ImageIntegration設定
つづいて、ライト画像タブのImageIntegrationの矢印をクリックし、設定する。

そして、Runボタンで実行だ!

画像の枚数によって、Sigma Clipping、Winsorized Sigma Clippingなど、選べるものが異なるようだ。
ここまでで、キャリブレーション(バイアス、ダーク、フラット)、位置合わせ、重ね合わせした素材ができているはず。

続いてはRGB合成
これにファイルをしていすることで、完成。
ChannelCombination


Pixinsight備忘録

私向けのPixinsight備忘録。100%自分用。
質問されても答えられません!
情報元は蒼月さんのYoutube「天体写真をPixinsightで画像処理~Pre processing 後編」

マスターバイアス、マスターダーク作成用の設定
ImageIntegrationを使う。

ImageIntegration


フラット画像のキャリブレーション
ImageCalibrationをつかう
ここでダーク、バイアスの減算 マスターフラットを作るので、当然MasterFlatのチェックOFF
フラットのダークバイアス処理





マスターフラット用の設定
違いは NormalizationタブをMultiplicative
    PixelRegectionのNormalizationタブをEqualize fluxesに。フラットの設定


Maxim DL 温度制御をゆっくりと

今まであまり気にしていなかったが、冷却CCDの冷却と、昇温に関して。
MaximDL6でcooler onすると、設定温度に向かってpower 100%で冷却し、warm upを押すとpower 0%で昇温していく。最短時間だろうが、冷却CCDの説明書には急激な温度変化はCCDを劣化させると書いてある。

いろいろと検索すると、スクリプトを書いている記事があり、
http://www.cloudynights.com/ubbthreads/showflat.php/Cat/0/Number/3618098/page/11/view/collapsed/sb/10/o/all/fpart/1
こちらをK51さんが改良を指南してくれた記事を発見。
http://blogs.yahoo.co.jp/k51_nori/23839057.html

ブログの通りに
cam.TemperatureSetpoint = 50

cam.TemperatureSetpoint = InitStabTemp
に書き換えることで、うまく作動した。K51さん、ありがとうございます。

なお、Maxim DL6内のFile> Run Scriptでファイルを指定し実行する。

温度設定の変更は、スクリプト内の
Const LowTemp = -20 'Target temprature
の値を書き換える。

今後、これを使っていこう。
ゆくゆくはシークエンスが終わったら、自動でゆっくり昇温できるスクリプトを書けば、後片付けも速やかになると思う。
ギャラリー
  • 2022年に撮ったもの
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